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2010年12月5日日曜日

劣等感の真実

劣等感の根底にあるのは恐れである。

劣等感(恐れ)があると、人から憐みを乞うことによって自分を
慰めようとする。


自分を尊重するのは難しい社会かもしれません。
「出る杭は打たれる」
「人と違ってはいけない」

そのメッセージを聞くと、素直な人ほど苦しみます。

で、皆と同じを保ちつつ、自分のケアをしようと思ったら、

「最近疲れやすくて、、、」
「仕事で上司に、、、」
「家で奥さんに、、、」
「試験があるのでちょっと、、、」

と、何かと言い訳をつけて自分が苦しんでいる事をアピール
することがコミュニケーションの一部に入り込んでしまいます。


その背後にあるのが、劣等感。

「自分は究極的に人生を楽しんではいけない」
「他人をさしおいて楽しんだら仲間外れにされる」

という、恐れです。

恐れは隠したいものなので、何かと言い訳をつけて、
自分を苦しい状態に持ち込み、他人から同情を買う
ことで、対処することになってしまうのです。

そのことに気づかないと、いつまでも社会に、他人に、親に、
文句を言ったまま生活することになります。


劣等感が消えるのは、自分の機嫌を取るのが自分自身
だと気付いた時です。

なぜなら、

「杭は不揃いなんだから、打っても打っても不揃いのまま」
「みんな違う」

だからです。



自分の代わりにトイレに行ってくれる人もいません。

だから、人を使って同情してもらうより、自分で自身を
楽しませるように考えるほかありません。


自分で自分を尊重し尊敬(愛する)したとき、劣等感は無くなります。


愛に恐れはありません。

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