人格をほめ、いい子だね、いい人だね、と声をかけるのは、良いようですが、相手にプレッシャーが
かかってしまいます。
はじめはうれしくても、鋭い人ほど、自分は本当はいつもいい人ではないということを知っています。
だから、いい子だと言われるほど、相手の期待を満たしたい気持ちと、自分が知っている本当の姿とで
葛藤が出てきます。
ほめるときは、
「あ、おじいちゃん喜んでくれたね」
「いやぁ、やってくれて助かったよ」
「おぉ、きれいになった、ありがとう」
というように、その人の行動をほめたり、あるいはその行動の結果を感謝するのがよいのです。
そうすると、相手の人格に対してプレッシャーをかけないでよくなります。
河合隼雄も、 チョイ悪 の人の方が実は活躍し、想像的な仕事を成し遂げることを指摘しています。
彼らが変なプレッシャーにとらわれていないからです。
自由だからです。
いい子のレールに乗ってほめられても幸せではありません。
必ずしも誰かの期待を満足できなくても、自分の味を活かしできる範囲で人に幸せをもたらすのが幸せです。
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