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2011年3月18日金曜日

精神科医 香山リカ

香山リカさんも、自分をまず守るということ、それによって、人へのヘルプをできる準備をする

ことの大切さを書いていますね。以下にコピーします。


>>>

たとえ直接、大きな揺れを感じたり津波を目撃したりしていない人でも、

かなりリアルな「疑似体験」をしていると言っていい。

そうなると、私たちの心は、被災地にいる人にも匹敵するような大きなダメージを受ける。



眠れない。不安で胸がザワザワする。気持ちが落ち込んで無気力になる。

逆に、「何かしたい」と思い、目的もないまま動きまわってしまう。

人と話していてもやたらとイライラする。



これらは、すでに心が深刻な傷を受けていることを意味している。


被災地で実際に大きな打撃を受けた人が無数にいるのに、

そこから離れた場所にいる人までが、トラウマで心身を病んでしまったらどうなるだろう。

助けの手を差しのべるべき立場にいる人が、心のケアを必要とするようになる、

といった事態は、何としても避けなくてはならない。



これからは、日本中がお互いを支え合い、励まし合って、

立ち直っていかなくてはならないのだ。

そのためにも、まずすべきことは、自分で自分を守ること

そうできる人は、ゆっくり体を休め、食事をきちん取り、お風呂に入って体をあたためる。

「被災地の人に申し訳ない」と思う気持ちもわかるが、そうやって自分を維持することが直

接、被災していない人の義務だと思う。

 

「あなたの力が必要」と言われるその日に備え、自分の生活と健康を守る。それが今、私たち

にできる最大限のことなのではないだろうか。


精神科医、香山リカさんの記事より。






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